安全な工業化基礎は住宅営業の有力な差別化ツールです。
地震アレルギーが渦巻く住宅業界で最も要は、文字の如く基礎です。施主様の関心は1に安全ですが、時限立法的な4号特例(一般木造住宅の建築確認申請時において構造に関する計算書等の提出は免除)に甘んじて『安全よりコスト優先』で施工されている現況です。住宅業界で唯一工業化(乾式化)が取り残されていたのも住宅基礎です。これまでの大手ハウスメーカー、設計事務所、コンクリート製品会社で幾多の工業化基礎実用化のための開発は「工期は早い、安心だ!しかし高過ぎる」と評価されコストという大きな壁を突破できず、全国での普及はほぼゼロの現状です。PC基礎の実用化に、平成19年に当社が開発した、工業化のべた基礎「フラットベース」が全国で初めて一般財団法人日本建築センターで評定されました。そして今度は遂にコストダウンに成功した「クイックベース」が平成23年度に評定通過し、安全・工期・コストの面で大幅に実用化に対応できるようになりました。
-POINT 01- あんしん
- 一般財団法人日本建築センター評定工法
- 現場打ちに比較して
⑴多い鉄筋を使用
⑵より固いコンクリート(30N/mm2)
⑶正確な位置に鉄筋配筋
⑷厚いべたスラブ(170mm)
⑸出来高にムラがない均一施工
- クレームが大幅に減少
- 長期優良、耐震等級等の申請に対応
-POINT 02- コスト
- 現場打ちの在来工法とほぼ同等
- 製造のコストダウン
⑴金具を使わない
⑵役物を使わない
⑶溶接をしない
- その他コスト面でのメリット
⑴工期の短縮(キャッシュフロー)
⑵順調な工程計画が可能
⑶クレームによる補修、補償の減少
-POINT 03- 営業
- 安全な基礎の上に建つ自信の建物
- 間仕切りごとスラブ鉄筋検討
- 見た目のきれいな基礎
- リフォームに安心な基礎(長寿命)
- 基礎PL保険に加入
-POINT 04- 施工
- 着工から上棟までの日数短縮
- 天候による工程変更が少ない
- 現場管理時間の削減
- 現場へ持ち込む型枠なし
- 基礎屋さん不足に対応
BCJ評定 -LC0048-01 「クイックベース」の評定項目
- 2階建以下の木造(木造軸組構法及び枠組壁構法)に適用
- 天候による工程変更が少なく、工事と養生時間の短縮で工期短縮
- GLからの高さは+410で、長期優良住宅、フラット35に対応
- 1棟ごとの構造対応で間仕切り毎に適切な鉄筋使用(曲げ耐力)
- 立ち上がり部は30N/mm2、現場打ち部24N/mm2(耐震)
- 積雪1.5m対応(多雪地域)
- 住宅瑕疵担保履行法、フラット35、耐震等級、4号特例解除後に対応
- 1棟あたりの材工コストは、左官仕上げ不要などでほぼ同価格
連続して一体化を証明した性能評価載荷実験