当社が製造しているコンクリート製品の販売業務を行なっているのが営業部です。取引先は山梨県内を中心とした100社を超える土木会社をメインに、20社以上の大手ゼネコンとも仕事をしています。
長きにわたりお付き合いさせていただいている会社がほとんどで、昔も今も変わらず、『龍王産業なら安心できる』と言ってもらえるように、営業社員一人ひとりが取り組んでいます。
30年以上前は、土木関係の公共事業がとても多く、右肩上がりの時代でしたが近年、公共事業は減少を続けています。近年では山梨と静岡をつなぐ中部横断自動車道の建設で、当社は多くのコンクリート製品を供給しています。中部横断自動車道の仕事は、大手ゼネコンとのやり取りも多く、営業活動に変化をもたらしました。これまで直接出向くことのなかった大手ゼネコンにも、自ら営業に回っています。
「大手ゼネコンへの営業は、商社が間に入ることが一般的なのでクライアントには驚かれますが、メーカーが直接営業するからこそスムーズに仕事が流れ、より安心してもらうことができます。私たちもさらに責任を持って仕事に向き合っています。何より、大手ゼネコンに自ら営業することが社員一人ひとりの自信につながっていて、ひと回り大きくなったように感じます。これは経験しなければ得られない自信です。中部横断自動車道の仕事はとてもいいチャンスを与えてくれた」と実感しています。そんな変化がある一方で、100年という歴史の中で、確固たる信念があります。それは、社員みんなで会社をつくりあげてきていることです。
これからも築き上げてきた歴史、社員みんなの「和」を大切にしながら、新たな挑戦を続けていく。その熱い想いを持って、営業部の社員は今日も仕事に取り組んでいます。